しかしもかかしもない。

未練ごころを 捨てる季節はずれの 女ひとりの旅です・・・(田川寿美『女…ひとり旅』より) Neither Shikashi nor Kakashi!!

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■ 海を渡る心眼投法 ~岡島秀樹~

松坂は確かにいい。

昨日はフリー打撃に登板して、二線級の打者が相手とはいえ、
せいぜい七分の投球できりきり舞いさせていた。活躍するに違いない。

しかし、NSK的には松坂と同じくらい、いや上手くいけば松坂以上の
大活躍をするのではないかと期待しているのが、同じくレッドソックスに
移籍する前・日本ハムの岡島秀樹投手だ。

言わずと知れた元・巨人のリリーフエース、投げる瞬間にキャッチャーミットから
目を切り、ほとんど地面を向いてエイヤッと投げる。あんな投げ方で大丈夫か?
と思いきや、ワンテンポ遅れて二階から落ちてくるようなカーブがスポっと、
ストライクゾーンに構えたキャッチャーミットに吸い込まれる・・・。

誰が呼んだか「心眼投法」の岡島、心の眼を持つ球界でただ一人の男である。
(「心眼投法」は私設ファンサイトの名前にもなっていた。)

いやー、だいぶ褒めたぞ。でもホントに好きなんだ。
うちに岡島の下敷きがあるもん。


ちなみに岡島の制球が定まらずにカウントが悪くなっているとき、
コアなファンはこうつぶやくのだ。「今日は心眼が曇っているなぁ」と。

でもリリーフで一本立ちしてからの彼がフォアボールから自滅する場面は
ほとんどなかったと言っていいだろう。目を切ってストライクを投げるには、
正しい投球動作を身体に染み込ませることが必要不可欠だったに違いない。

フラミンゴ打法の王貞治、マサカリ投法の村田兆治、振り子打法のイチロー…

心眼投法の岡島は、彼らと肩を並べる「自分の型」を持った野球選手なのだ。

えーと、さすがに褒めすぎかな?

ついでなので、岡島が野球選手としてブレイクするきっかけとなった
試合のことを書きたい。

もちろん、彼の心眼は不断の努力の賜物に違いないのだが、2000年に
優勝チームのストッパーへ飛躍を遂げる契機となったのは、
1999年のあの試合、中日戦だったと思えるのだ。

その日、先発の斉藤雅は1回途中に太ももの違和感を訴えて降板してしまう。
代わりに急遽マウンドに上がったのが岡島、当然肩なんかできているわけもなく、
満塁のピンチを迎えるのだが、ここでバッター立浪を伝家の宝刀ドロップカーブで
斬って取り、そこから勢いに乗って9回1/3を零封で勝利投手となった。
気分的には完封したような改心のピッチングを披露したのだ。

あの試合、あの立浪の凡退こそ、岡島のターニングポイント。心眼開眼の日。

いやー好きな選手のことを書くのは楽しいな。
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■ ムツゴロウさんが・・

朝、『SANKEI EXPRESS』の「試読版」を恵比寿駅で配っている人がいた。
(キムタクがCMしている「スタイリッシュ」な新聞ね)

横書きで読みやすいし写真がでかいのもイイ。購読しようと思った。
(ちなみに降りる駅ではマンガのフリーペーパー『コミック・ガンボ』を
配っていて、今日はタダの読み物でどんだけ楽しんだか分からない。)

サンケイエクスプレスの11面にムツゴロウさんがコラムを書いていた。

ムツゴロウさんは「産む機械」という考え方が統計学のなかの生物推計学という
学問のもので、生物のメスを「子供を産む機械」または「その個体のコピーを
再生産する箱」ととらえ、気候その他の要素を複雑な数式に放り込んでどうのこうのと
一生懸命説明したところ、周囲の女性から集中砲火を浴びたという話を書いている。

それで、「文化度が低いなあ」と憂国論までぶっておられる。

すげえ、と言うか、ムツゴロウさんってそういうキャラだったんだな。

おれも「産む機械っていうのは…」と昼休みに突然口角泡を飛ばして主張して
女子社員から嫌われたりとかしてみたいのだが、悲しいことにカイシャでは
時事ネタを話題にする人が皆無に等しい。

つまんねえなー。

■ ×花を添える→○花を供える

東上線の踏み切りで女性を助けに行って電車に轢かれた警察官が、
意識の戻らないまま亡くなったというニュースについて。

本当に悲しい話ですね。

逆に命は助かったらしい、自殺しようとしていた女性もこれから辛いだろうと思う。

そのニュースのときに!こういう間違いはやめてほしい。

「警察官の家族が事故現場を訪れ、花を添えました。」


・・・。

花を添えるのは総合格闘技のラウンドガールとか、大学野球のチアリーダーとか。
確かにそういう言い方はあるけどぜんっぜん意味が違うよ!

お花をお供えしたんでしょ。頼むよ、NHK。

■ 補足・「産む機械」問題

前回、「産む機械」という喩えは、人口問題を乾いた数字の理論で
(何年後に女性が何人いて、そのうち何割が子供を産んで…)捉えたときに
出てくる発想であって、べつだん騒ぐほどのものではないということを書いた。

補足して言えば、女性ひとりひとりの人格とその自己決定を尊重してどーこー
するのは、柳沢大臣の仕事ではないのだ。

彼の仕事はあくまで、女性が子供を産みやすい環境を整えること。
子供一人アタマで補助金を出すとか(ここでも基準となるのはあくまで数字)、
企業に「もっと産休とらせんかい!」って通達を出す、とかね。

そういうレールを敷いたうえで、仕組みを実際に運用する人々が、暖かい
思いやりをもって協力していけばいい話で。それこそ柳沢大臣もプライベートでは
あの「鉄仮面」などと揶揄される仏頂面を少し緩めて、奥さんなり娘さんなりと
向き合っていけばいいんじゃないですか。

柳沢大臣が女性に優しいかどうかと、彼の政策とはまったく別次元の話。

みのもんたの「朝ズバッ!」で毎回鼻につくイヤ~なコメントをする女性が、
「今回の件で柳沢大臣は信用を失ったから、これから仮に彼が少子化対策に
有効な政策を打ち出したとしても素直に喜べない」とか言っていたけれど、
これこそおれがムキになって敵視する、エセ市民的な言説である。

いいですか、政治家の評価はあくまで政策で決まらなければならない。
と言うよりも、なるべくルックスやイメージにとらわれずに政策で評価を
するように、こっち(有権者)側で努力しなければならないんです。

柳沢がキライだから仮に良い働きをしても評価しない、というのならば、
記者会見用にイケメンのスポークスマン(ペとかパクとかいう苗字の)を雇い、
心理学者とスピリチュアルカウンセリング研究家とモテ語辞典編纂者あたりと
編成する最強のチームで入念な打ち合わせと数十時間にわたる稽古を重ね、
女子のハートをリンリンさせるステキな記者会見とかやったらどうするの?

ちなみに政策の中身は柳沢が考えているという設定ですけど(笑)

ね、これじゃチェック機能を果たせないでしょう。
見た目、イメージで判断していると、民主主義の根本を揺るがすことになる。


ところで、最初の柳沢発言以来、マスコミは毎朝柳沢大臣の自宅玄関で待ち伏せ、
どこぞの市長選についてどう思うかなど、何でもいいから質問を浴びせかけ、
いわゆる「もう一丁」、再びの失言を拾うのに躍起になっていた。

その成果かどうか、例の「健全」発言という「2匹目のドジョウ」を
ゲットすることに成功したらしい。

こちらについては、「産む機械」よりむしろ対立軸が明確かもしれない。
「結婚して子供を二人持つという極めて健全な…」って
言葉は柳澤大臣の、ひいては安倍内閣の本音なんだよね、多分。

安倍内閣は恐らく、スタンダードをそっちに戻そうとしている。

前に小林よしのりが、日本における「個と公の逆転現象」というのを書いていた。
戦後日本の大人たちは「平和が大事!自分が大事!敵が来たら逃げればイイ!」
などという私的な言葉を公の場(教育現場とか、政治の世界とか)で
吐き続けていたために、日本の若者は私的に「ざけんじゃねーよ、おれは
国のために戦うぜ!」と叫ぶようになったのではないか、という説である。

これと似た枠組みで考えると、「結婚しない自由!産まない自由!」などという
本来私的な「ホンネ」であるはずの言葉が、公的な「タテマエ」にとって
かわっている、と捉えることができる。

「産まない自由!」なんて子供が言うはずの言葉を大人が使うものだから、
本当は結婚して子供産みたい女性まで、それを大きな声で言うことができずに
立ちすくんでいるのではないか・・・それが安倍総理や柳沢大臣の認識である。

公と個、大人と子供、健全と不健全・・・どの言葉を選んでも少し違うような
気がするし、誰かが怒り出すに違いないけれど、ともかく日本人の
スタンダードを結婚して子供産むほうに戻そうとしているのだ。

それは、政治の側からすれば合理的な選択である。何しろ一番単純に考えて、
日本人すべてが結婚して子供を二人もうけなければ、人口は維持できないのだ。
(柳沢大臣が「子供を二人以上…」というのは、結婚しない人、子供を
 つくらない人を差し引くと二人じゃ足りないから)

この方針に反対の人は、「安倍内閣には小泉内閣にない復古的色彩がある」と
珍しく鋭いところを突いている小沢一郎の民主党を支持すればいいだろう。
(アンタは小さな政府論者じゃなかったっけ?など言いたいことは色々あるが)

ただし、多くの日本人が見落としているのではないかと思うのは、
スタンダードが変わったからといって、それを拒否する自由まで
奪われるわけではない、ということである。

「街角の声」とかで、「結婚して子供二人が健全って、それじゃアタシは
健全じゃないんですかぁ?」と憤る女の人、なんでそんなに柳沢大臣から
健全だって言ってもらいたいんですか?

政治家の言うことだよ?柳沢大臣はあなたのお父さんやカレシじゃないでしょ。

仕事のため、やりがいのために生きる道と、結婚して家庭をつくる道、
両方を選べるように法整備その他をいたします(今はどっちもつらい状況なので)
なお、まことに勝手ながら安倍内閣では、結婚して子供を二人つくる道のほうを
「健全」「多数派」「スタンダード」とさせて頂きます。なぜなら結婚や子育ては
人間の本質的な部分だからです。両方の道が開かれていたならば、子供をつくる
ほうを選ぶ人が多くなると当方では考えております。逆に、そうならないと
ヤバいです。年金とか、税収とかが!


だいぶ意訳したが、一連の騒動において安倍内閣が発したメッセージは
上のようなものではないかと思う。

おれはこのメッセージ、政治家として合理的だし、世の中のスタンダードは
やっぱりそっちであったほうがいいような気もするので、支持。

自分が実際に結婚して子供つくろうとするかは、また別の話。

■ 「産む機械」で怒る人、ヒステリ・・・

柳沢大臣の「産む機械」発言で、目くじらを立ててぴーすかぽーすか
言っている人がきらいだ。

あれは「母数」の話をしていただけなのに。

人口問題とは、今日の日本で言えば高齢者の増加に対して若年層=稼ぎ手が
少なすぎることによって、将来起こると予想される不都合のこと。
たとえばお年寄りが年金をもらえなくなる、若者が重い税負担に苦しむなど。

それを防ぐために政治がやるべきことは、2つある。

1つは女性の頭数(あたまかず)が増えるように仕向けることで、
もう1つはその女性たちがたくさん子供を産むように仕向けること。

1つめが「母数」で、2つめが「確率」あるいは「効率」の問題だ。

このうち、政策的に即効性があるのは後者のほうで、例えば育児休暇を
バンバン取れるような仕組みをつくることができれば(難しいけど)、
すぐ来年の出生率に跳ね返るだろう。

逆に「母数を増やす」という前者の政策は、たとえうまくいったとしても
効果が現れるのは早くても20年後くらい、ということになる。

柳沢大臣はそれを言いたかったの。10年後とかのスパンで考えると、
これから頭数を増やす方策を打っても間に合わない、だからあとは
すでに数の決まっている、子供を産む世代の女性のみなさんに
がんばってもらうしかない。

もうそのへんから聞いていた島根のおばさんたちがザワザワし始めて
講演どころじゃなくなったみたいだけど、「そのために政治ができることは
これこれこうです」と続くはずだったんだ。

本当に、政治ができるのはそういう乾いた対策だけだと思う。
この点でおれは柳沢大臣に全面的に同意する。

ひとつ、柳沢大臣の落度を「しかしもかかしも」的に分析するならば、
彼はたとえ話の抽象化に失敗したのではないか。

「女性は子供を産む機械」…女性だけを機械にたとえて、子供はそのままでしょ。
それが半端にナマナマしいから反感を買ったんじゃないかな。

パチンコ台と出玉とか、不動産物件と家賃収入とか、両方をたとえればホラ、
そんなに気分悪くないでしょ。あるいは、

「畑に種をたくさん蒔いて、あとはそのひとつひとつが確実に発芽するように、
水をやったり、温度を適切に保ったりしなければならないんです!」

って言ってみ。誰も怒らないから。


最後に、「女性は産む機械」発言でやたら騒いでいる人に一言。
「お父さんは粗大ゴミ」って今までいっぺんも言ったことないでしょうね!?

機械どころじゃないぞ、粗大ゴミって。
しかも「お金稼ぐ機械が使えなくなったやつ」って意味が確実に含まれている。

本当にコレ、なんで怒らないんだろう、お父さんのみなさん。。。

■ 皆にスゴイモノ支給

東急洗足駅にて発見した広告。

洗足駅にて

なんでそのフォントなのか等、つっこみどころは色々あるけれど、
ぶったまげるのは電話番号のゴロあわせだ。

拡大版

こ、怖い・・・。皆に支給って、どこで調達するのか。それ以前に広告関係ないし。

■ チェーン切断予告に断固抗議。

朝、会社の前に自転車で出かける用事があり、いっぺん家に帰るヒマがなかったので
渋谷駅の新南口に自転車を止めて埼京線に乗った。

夜に自転車を取りに行くと、黄色い短冊がハンドル部分にくくりつけてあった。

警告。

(下の手書き部分:ミニ専用が246通り高速道路下の本屋の前にあり、
そこを使用して下さい)

おれは怒りに震えた。

断っておきたいのは、おれがちゃんと自転車置き場に止めたということだ。

渋谷区は最近自転車置き場を整備すると共に、いままで無料だった駐輪代を
取るようになった。ああ知っているとも。

細い車輪を入れるところへガチャっと突っ込むと、タイマーが作動して
最初の2時間は無料、12時間までで100円…と料金が加算されていく。

ただ、うちの自転車はすごいミニなもんで、車輪が乗ったと判定していると
思われるプレートまで届かなかった。これでは止められない、料金払えない、
逮捕、投獄、くさいめし・・・

そう考えたから、車輪では届かないプレートをわざわざ手で押して
「ガチャ!」と鳴らせた上で、その装置と車輪をチェーンでつないだ。

これで料金も払えるし、自転車もなくならない。

法令遵守どころの騒ぎじゃないぜ。法を守るために工夫したんだぞ。

それなのに、お上の仕打ちは意訳するに「チェーン切断すっぞテメー」だ。
黄色い紙に、赤いボールペンで囲って。何回なぞったんだコレ?

このとき、おれの中の義憤と宇宙からふりそそぐ電波系の大いなる意志が
千年に一度のスパーク的反応を起こし、抗議文を書くことを思いついた。

抗議文!

「そりゃ分かってるが(止め直す)時間がなかったので、やむをえず
 車輪が届かないのにわざわざ手で押してタイマーを作動させ200円払いました。
 それなのにチェーン切断とか言っておどすのはひどくないですか?」

駐輪場向かいのampmでボールペンを買い、したためたのが上の文。

これを足元の装置へおみくじのように・・・

結びつけました。

くくりつけておいた。ふう、ミッション・コンプリート。


…最近、バカな人をバカにしているのか自分がバカなのか分からなくなってきた。。


重大ニュース


屯田八郎は 会社を辞めました。

(2011/2/8 up) Finetoday

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プロフィール

屯田八郎

  • Author:屯田八郎
  • 趣味は鼻唄、草野球。
    カイシャ5年もよく
    続いたけど、さよなら。

    好きなラーメンは野菜多め。
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