しかしもかかしもない。

未練ごころを 捨てる季節はずれの 女ひとりの旅です・・・(田川寿美『女…ひとり旅』より) Neither Shikashi nor Kakashi!!

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■ 元木を干せ。…やっぱいいや。

2月24日の読売新聞夕刊に、「元木大介のジャイアンツ大胆分析」というの
が一面ぶち抜きで掲載されている。元巨人・元木の「クセ者」というよりは
むしろ「ワル者」のような写真が印象的である。

「クセ者」元木

記事の中で、元木はこう書いている。

今年は、FA、トレード、ドラフトで投手を中心に補強した結果、投手陣内に今までにないほどの激しいポジション争いがあります。「先発じゃないなら俺はやらない」なんていうと、2軍に行くことになるような状況です。

・・・ほとんど桑田に対する当てつけとしか思えない言い草である。

桑田は実際に「一軍のリリーフより二軍の先発」と発言したことがあるし、
(そりゃないだろと思うが↑)
そういう文句を言う可能性がある選手を探すと、やはり桑田が浮上する。

上原も言いそうだが、上原が先発ローテから外れることはまずない。
工藤ももしリリーフをやらされたらそう言うだろうが、原も堀内も工藤に
リリーフをやれとは言えない気がする。

元木は「阿部選手の打撃に注目」として4番に推薦しており、NSK的にも
賛同できる。さすが元上宮高校の4番打者だ。(※)

※肩書きが古くなってしまったが、さすがの後に入れるのは、「さすが
 ハワイに野球留学した男だ」でも「さすが16球粘って四球を選びながら
 牽制でアウトになる男だ」でも、別になんでもいい。

まあ、とりあえず元木も解説者として歩き始めているらしい。



そういえば。。。

このブログで「元木を干せ」という記事を書こうと思ったことがある。

もう去年のことだ。元木が巨人からの戦力外通告を受けて引退を決断した。
85年の定岡正二以来つづく巨人軍伝統の「勝利の方程式」、すなわち
「他球団に移籍するより、巨人一筋で引退したほうが解説者やタレント
として売れやすい」という発想にもとづく、ひどくつまらない決断だと思った。
(ちなみに、移籍か引退かで悩む定岡に「自分の売り時を間違えるな」と
 アドバイスをしたのは江川卓であるとクロマティの本に書いてあった。)


そこで本当の巨人ファン、あるいは元木ファンであるならば、安易な
理由で引退する元木を「解説者」「タレント」として受け入れるのでは
なく、心を鬼にして「干す」べきではないかと考えたのだ。

そうすれば元木は失業する。路頭に迷ったプータロー・元木大介は、
ひょっとして6月末くらいに現役復帰、東北楽天の三塁を守ることになる
可能性もあるのではないかと。
(ノムさんが元木を高く買っているという報道も実際にあったのだ。)

しかし、この記事を書こうと思っていた頃、ちょうどTBS系「ZONE」の
特別編を見てしまい、考えがすっかり変わってしまった。

同番組は出口(ソフトバンク)、山本樹(ヤクルト)、佐久本(阪神)、
條辺(巨人)ら、戦力外通告を受けても現役続行を希望していた選手の
ドキュメントだった。

とくに山本タツキは結構好きな投手だったので、トライアウト→入団テスト
→不合格・・・という展開に、他人事ながらやり切れない気持ちになった。

そこで、思った。やはり現役辞めたいヤツはさっさと辞めるべきだと。

プロ野球選手の枠が限られている以上、どうしても入りたい選手、
どうしてもまだ辞めたくない選手が野球を続けるべきなのだろう。

いかに元木が類稀なる打撃センスの持ち主であったとしても。

そう、天は二物を与えずである。
(いつまで続くんだ、この格言ブームは。)
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■ 普通志向

小熊英二・上野陽子『癒しのナショナリズム』(慶大出版会2003)を読んだ。

帯には“「新しい歴史教科書をつくる会」とは何だったのか”とある。

この本は、うちの高校の隣にあるSFCで社会学を教えている小熊先生の
ゼミ生だった上野さんが、「つくる会」神奈川県支部の勉強会に参加して
見聞きしたこと(これを参与観察というらしい)をまとめた卒論が非常に
よい出来だったので、小熊先生が「是を世に問ふべし」と意気込んで慶應の
大学出版会とかけあい、先生の近いテーマの論文数本との抱き合わせで
出版にこぎつけたものだという。
(以上、人から聞いた話と本の序文より。何となく親しげな呼称を用いて
いますが、実はぜんぜん面識などありません。)

上野氏の調査の中で描かれているのは、「普通の市民」と自らを位置づけ、
「常識」に照らして現行の歴史教科書に違和感を覚え、「つくる会」の
運動に参加している人たちである。

ふーん、普通志向かぁ。

ちょっと理解できないことである。逆じゃないかな。

土曜日曜の午後に、わざわざ公民館だか小ホールに出かけ、歴史教育が
どうしたこうしたという議論に参加したり、それに一家言もつ専門家の
講演を聞いたり、あわよくば質問をぶつけたりする・・・

むしろそういう非・日常感にアドレナリンが出るのではないだろうか。
そこまでしておいて、「普通」って何なんだ??

あと、小熊英二が「つくる会」の運動を、あくまで警戒すべきものとして
位置づけていたことが印象に残った。今後広がっていく危険性について
言及していたり、「むしろ筆者が怖れ、重視しなければならないと考えて
いるのは、この運動そのものよりも、その出現が示した現代日本社会の
心の闇である」とまで言うてはる。

心の闇か。。。

某研究会に参加した時、懇親会で不自然に話しかけてきた長髪のおじさん
と、ひとしきり「李登輝トーク」で盛り上がって、住所を聞かれたけど
まあいいかと教えたら、それ以来毎月「キリストの幕屋」の機関紙が家に
送られてきていて、たまに「つくる会」のシンポジウムの案内も挟まって
いるという屯田八郎の心なんか、さしずめ真っ暗闇だな。

■ モーグル

女子モーグル決勝、上村愛子は滑り終えた時点で暫定2位だったが、
最終的には5位に下がりメダル獲得はならなかった。

・・・惜しかった!

メダルを獲った他の選手と比べると、上村はエアー(空中演技)では
必殺「コーク720」を引っさげ、頭ひとつ抜けているが、ターン、
つまりコブコブを滑る技術では若干ひけをとっている感じだった。

ターンが課題の上村だけに、さらにコーク720も完璧に決まっただけに、
スタート直後のコブにちょっと飛ばされたのが痛かった。

以上が元スキー部員として、モーグルもちょっと解っているような
顔をしてためしにやってみた解説だが、実はそれより書いておきたい
ことがあって。

上村愛子の桜吹雪をイメージしたウェアー(たぶん)と、黒髪のおさげを
モチーフにした帽子(たぶん)、あれ抜群にカワイかった!

世界中の人が私を見る。。。という自意識のもとに、上村愛子の個性と
「フリースタイル」的なカッコよさ、それと調和できる日本っぽさ…
みたいなものがうまく融合していた。

愛子、技もウェアーも最高!少し休んでまたスキー続けてくれるといいな。

[モーグル]の続きを読む ▽

■ お怪我の原因となりかねます。

京浜東北線に乗ったら、こんなアナウンスが流れてきた。

ドアを押さえてのご乗車等はお控え下さい。お怪我の原因となりかねます。

・・・違うよな。なりかねません、だろ。

「VOW」に何回か掲載されていた、「事故の責任は負いかねません」
ってのと似ている。これだと責任負っちゃってるのね。

今回はその逆で「原因となりかねます」では原因にならなくなってしまう。

それで、大森で降りるときに教えてあげた。

多分去年4月にJRに就職して、研修期間を経て車掌になりたての人
なんだろう。だから多分同い年だ。なるべくフランクに話しかけた。

ねえ、お怪我の原因になりかねません、だよね?

普通の人はそういうことはしないだろう。確かにイヤな奴でもある。

しかし、たとえココで嫌われたとしても、彼がそのまま「なりかねます」と
アナウンスすることで毎日恥をまき散らし続けることを思えば、言って
あげたほうがいいと思うんだ。幸い彼は、

あっすいません!ご指摘ありがとうございますっ、そーですよね~

とか言って、わりとナチュラルに返してくれた。車掌さんガンバレ。

■ サッチーの本を読んで

楽天・野村監督の夫人、サッチーこと野村沙知代さんの本を買った。
表紙

『サッチーの母親学 母稚園』(ぴいぷる社 2001年)。BOOKOFFで100円。

ぼちえん…母親教育のイロハを学ぶという意味の野村沙知代さんの造語

だそうである。「世の中の母親たちは幼稚園レベルだ」というサッチーの
不遜な現状認識が垣間見えるタイトルである。

それにしても、語呂が悪い。

帯の推薦文には、「この人には一貫した母親学がある。凄い本だ。」と
書かれている。一体誰なんだ、そんな大それたことを言えるのは。

帯

ノムさんだった。

『母稚園』は、三田佳子など犯罪者の母親がいかにして子育てに失敗した
のかを、ダンとカツノリという二人の子育てに成功した自身の体験と比較
しながら展開する教育論だが、驚かされるのは全篇にわたって続く一貫した
暴力性、バイオレンスな雰囲気である。たしかに凄い本だ。

17歳の少年によるバスジャック事件については、少年の親が現場にいても
少年の説得を試みなかったことが「信じられない」とし、もし私が親なら

「ちょっとお巡りさん、
日本刀貸してください、ピストル貸してください」

と言って説得しに行くという。

それは説得なのか?あと、お巡りさんも日本刀は持っていないと思うが。

サッチーは不登校の少年の家に行ったとき、子供を叱らない母親に会った。

「私はそんな母親を見ているだけでイライラしてきて、
ドアを蹴飛ばしてやりました」

蹴飛ばしてやりたくなったのではない。実際に蹴飛ばしたのである。

ちなみにこの少年は3日で立ち直ったらしい。

「公園デビュー」について、サッチーは一つ思っていることがあるという。

「政府なりなんなりが私を「公園監視人」に任命してくれないかということです。日本全国は無理ですから、東京エリアの公園を私が回って歩いて、「公園デビュー」なんていって気取って出てきた親子を見つけたら、子供を裸にして砂場の中に放り込んでやりたいのです。」


みんな、政府なりなんなりの権威を笠にかぶったサッチーが来たら、
急いで逃げよう。ちなみに調べたら、東京都の公園は約9500箇所ある
そうである。巡回ご苦労様です。

極めつけは「子供を説得できますか」という一節である。
テレビの討論番組で、高校生の「先生はもっと説得力をつけてほしい」と
いう意見に、サッチーはいいことを言うなあと感心していた。

「それは学校の先生だけでなく、親にしても同じ話です。私などは、口でうまく説得できないと「うるせえ、バカヤロー」と言って、プライパンでバーンとぶん殴って終わりですけど」


この後がすごい。

「それができない人は日常生活の中で、子供になぜこのことが悪いのか、なぜこれをしたらいけないのかについて、きちんと説得しようとすることが大事です。」


「誤植」「暴力」「論理の破綻」が3本の矢のように襲いかかる。

「いまの親はその分別がつかないから、「なんでこれが悪いんだよ」と子供に聞かれたとき、筋道を立てて教え諭すことができないのです。」



ええー。
待ってくれよ、「いまの親はその分別がつかない」って、自分だって口で
説得できないときうるせえバカヤローってぶん殴るんじゃないんですか。
その、確かプライパンで。

あとは、サッチーの世界観を知る手がかりとなる部分を引用しておこう。

「私は、子供ほど自分なりに製作できる物体はないと
思うんです」


・・・ぶったい??

「前にも話しましたが私の長男のダン野村が野茂を連れてメジャー・リーグ入団を果した。日本野球にある種の革命を起こした。これこそが先駆者といえるんじゃないでしょうか。」



・・・ダン野村、メジャー・リーグ入団。

付け加えるなら、「メジャー・リーグ」自体は球団ではなく機構である。

■ 二択。

黒和牛を食うか、ルビを振るか。うーん、どっちかと言えば牛かなぁ。。。

黒毛和牛かルビ

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(2011/2/8 up) Finetoday

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  • Author:屯田八郎
  • 趣味は鼻唄、草野球。
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